海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

雨に唄え

なんか最近落葉堆肥ばかり作っている気がするが、今年もやるのだ。本当は今日積み込みの予定。で、意欲のある学生が生ゴミも入れたいといって、学食でもらう手はずを整えていた。ところが朝から冷たい雨だ。今日積み込むのはつらい。

しかしながら準備万端整えてくれた学食の人を前に「今日は生ゴミいりませんから」とは言えないわけで、30kg入った袋を前に途方に暮れるゼミ一同。「折角だから頑張って積んでみるか?」と提案するも、実は準備がまだ万端でないと言われ困ってしまう。寒いとは言えさすがに来週の授業時までこの残飯を置いておくわけにはいかない。「しょうがない穴掘って埋めよう」と宣言して悲壮な気持ちになった直後に、「そうだ去年作って置いてある堆肥の中に漉き込んでしまえ」と思いつく。一から穴掘るよりはずっと手間がかからない。溺れるものは藁をもつかむでアイデア出てくる。

というわけで冷たい雨に濡れながら、切り返し一回分くらいの作業をした。そうなると知ってれば準備のしようもあったのだがなあ。とにかく寒かった。あんまり寒いので、シャベルが足らずに何もできず、しょうがなしに堆肥を掘る友達に傘を差しかけていたゼミ生に「することないなら彼を元気づけるために歌でも歌いたまえ。労働歌」と言ったらスルーされた。

でもまあ、いつも雨が降ったらお休みという鈍らな運営に慣れているゼミ生だから、たまにこういう状況に追い込まれるのも良い経験なのではないでしょうか。