海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

さくらさくら

入学式。小学校は私の勤務先のすぐ側。で、親御さんの中に、何人も見た事のある顔があって、はて?この人達は幼稚園で一緒ではなかったはずだが?と思っていると、どうも通勤の時にすれ違っている人達らしい。

やっぱり式次第の中に「国歌斉唱」の項目がある。

幼稚園が親の参加を強く要求するところだったので、なんか普通の、それ自身のロジックで自律的に回っている小学校という大組織に接すると逆に疎外された気持ちになったりする。我ながら、なんじゃそりゃと思う。

よくわからないが、式で後に座っていた親御さんの話を盗み聞きするに、ウチの子の担任の先生は評判が良いらしい。そうでなくちゃ、と思うけれども、本当に先生の質に差があったとして、いや当然あるわけだけど、全員が「ウチの子は良い先生に当たるべきだ」と思うと、その事が学校運営を難しくするんだよな、と反省する。

それはともかく親的には、教室で自分の子供が名前を呼ばれた時に、ちゃんと「はい」って手を上げるところを見れただけで十分なのよ。緊張するシチュエーションでも我慢してじっと座ってられるようになったやんか、と。

というわけで、開花から長く持ちこたえてくれた桜が満開の中の式が終わり、一同ホッとしてウチに帰ってきたら、ベランダのカメが起きだしてきてごそごそ歩いていた。