海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

クモ学者哀れ

いやあ、こと昨日に至るまで、三脚の雲台が真上を向かないことを知らなかったよ。全天写真を撮るには、カメラを真上に向けなきゃいけない訳で、雲台の調整でやるのが無理なら脚の長さの調節しか手がない。だけどそれをやるとカメラの重心が脚の外部に出ちゃうので、つまり自立できないので支えてやらなきゃならない。まあそれでもできるのはできる。でもやっぱり面倒なのでL字ブラケットを買ってみた。なんて簡単に撮影できるんでしょう。ついでにカトリスも買って、多少なり蚊を遠ざけられて、この二つによってデータ取りの手間が半減したよ。何事も工夫であるな。

2日連続でシネコン。「ソルト」。敵を騙すにはまず味方から、という話。いや、クモ学者が重要な役で出ると聞いたので、これは見ない訳にいかないと思ったのだけど、目を覆いたくなる様なひどい扱いを受けていた。しょせん世間のクモ学者を見る目なんてこんなもんか、と拗ねてみる。で、作品の方もなかなか壮絶な出来であって、40年前かいっ!という陰謀のあり様であったことよ。