海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帰俗

というわけで5日間に及ぶ調査も最終日。採集日じゃないよ。いつものように出かけると、交差点で出勤中の職員さんと会っておしゃべりしながら古巣へ。今日もサクサク110個体の網をマークして、調査も今日で終わりかと思うと、なんか必要も無いのにその当たりをウロウロしてから帰り道、職員さんに会って近況報告とかしてお別れして歩き出すわけだけれど、100メートルほど行った所で、某同僚と遭遇。やはり近況報告する。で、近頃の古巣の人の出入りについて情報を仕入れる。なんか連鎖反応起こしてませんか?そして、またお別れして50メートルほど進んだろうか、また別の同僚氏と遭遇。近況報告して、今仕入れたばかりの情報について意見交換する。さて帰らなきゃ、とお別れして、今度は30メートルも進んだろうか、さらに別の同僚氏が。またまた近況報告するわけだけど、この同僚氏は以前今の勤務校にも出入りされていたそうで、今度はこっちについて意見交換をする。うーん、道草食ってていつもより遅い時間に帰るもんで、教員の出勤時間にぶつかってしまったか、と思いながらお別れ。数歩歩くと、今度は前から昔懐かし畑ゼミのゼミ生が来るじゃないか。聞くと、今もやってる畑でオープンキャンパスで提供するためのオクラを今日は収穫するのだ、と言うので、これはついていかなあかん、と思って牛歩の歩みで進んだ道のりを逆行する。畑をやってる新しい学生さんに紹介してもらって一緒に草むしり。収穫を見届けて、やっと宿に帰ってくる。で、お昼を食べて、デスクワーク突入。原稿の修正を終わらせ、明日の仕事の予習をする。ベッドで横になってやってるので、途中30分ほどウトウトしたのは内緒だ。で、夕方のセッションに。そしたら、また一個体網があるのにいなくなっているのを発見!!これで二個体目だー。ということで、3360個体・時間の観察で二件の捕食を記録しました、という。先日の1日当たりの被捕食率1/114というのは、大体妥当っぽいと言う結論に。で、そこここにマークのため張っていた布テープをはがして回って全作業終了。いろんな人から、なんでわざわざ東京〈多摩だけど)まで来て調査するのか不思議がられていて、第一の理由としてはデータの継続性なのだけど、それだけじゃなくって、どこでも気兼ねなくテープでマーキングできる古巣の環境って調査しやすいってのもあるのよね。さて帰ろうと思ったら、朝に最初に会った同僚氏が帰る所に遭遇。一緒に駅まで帰ってきて、私は晩ご飯を食べに。跳兎。いつも満員のこの店にお客は私だけで不審がっていたら大将曰くオリンピックの影響だとの事。なるほど。でも客的には静かにゆっくり飲み食いできました。大将は私が引っ越した事も覚えていてくれて感激。今回の滞在では、びっくり寿司も義喬も山水も跳兎もボンジョルノも行ったし食的には堪能であったよ。結構酔ったが、その後ホテルに戻って上の子とネット将棋してる間にまた醒めてきたのでもう一本だけビール飲んで今日は終了。