海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ハムナプトラ

昨日ついに食われた事を観察して、俄然調子に乗って、今日は目覚ましのなる前に起きると言う現金なオッサンとは私の事です。そうです私が、、、さて、今日からカメラがないわけでバッテリーやらを持ち運ぶ必要が無く、いつも小さなリュックを背負っていたのをもう要らないやと置いてくる事にする。何せ必要なのは野帳と網場所のマークのための布テープだけ。虫よけスプレーは宿でかけておけばいいし。おかげで背中に空気が当たって汗が気化するおかげで大変に涼しい。こいつはいいや。さらに、妙な姿勢でカメラを構える必要もないので、体の発熱量も上がらず、今日は汗のかき方が当社比で9割減だ。らくちん。データ取りと言う点では、クモの体色の様子を知るのにスケッチに頼らざるを得ず写真を使うのと比べて精度は下るけれども、悪い事ばかりではないという。スケッチは自分にとって楽な姿勢でできるから良いね。で、網にとまっているクモは網が風で前後に揺れるのでピント合わせが難しくって、1枚取るのに結構な時間がかかるところ、スケッチはささっと描けるので時間もかからなかったりもする。ということで、ついに100個体越えのマークを達成し、朝のセッションを終えて宿に戻る。まあ別にこのくらいの汗ならシャワー浴びなくても良いんだけど、習慣になっているのでシャワーを浴びる。そして夕方のセッションまでの時間はデスクワーク。このためにいつものiPadに加えてAirも持ってきてあったのだ。今日までは宿替えがあったりカメラの修理に行ったりで、この空き時間をなかなか有効に使えなかったものだが、今日はやっとこっち方面の仕事にもかかれる。という事で、学会事務周りの案件を午前中の残り時間で片づけ、昼ご飯を食べに行ってから、こちらに来た日に帰ってきていた英文校正の結果をチェック。やっぱり校正の質は値段相応で、結構変なところがあった。とはいえもう1度見てもらう時間はないので、帰ってきた校正を元に自分の原稿を修正するのが午後のお仕事。半分くらいできたかな。月末が締め切りだからよー。そんなこんなしているうちに、カメラの修理の見積もりが出る時間になったので電話して結果を聞く。すると、シャッターが押されたまま上がらなくなっていたのが原因だったので無償修理で対応してくれるとの事。あーよかった。しかし先方はやんわりと「ストラップが湿っていたので、水気には注意してください」とも言っていたので、ホントの故障原因はやっぱり違っていて、先方はオレが雨がザーザー降る中写真撮ったと疑ってるんじゃないか?という気も少しする。ストラップが湿っていたのは首回りの汗を吸っていたからなのだが。ともかく、これからリュックを使わない事で汗の量は少しは減らせるだろうと思うわけよ。あと、首にタオル巻いとこ。そして夕方のセッションに行くわけだけれど、今日は再びボウズに戻る。いなくなった個体は数匹いたのだけど、網も無くなっているわけで、これは例えば風で網が壊れちゃって、クモがそのままどこかに行ってしまったケースなのだな。ということで食われる率は2400個体・時間に一回に低下しました。夜、馴染みの店で一人焼き肉。何程の事もしていないが、外にいるのも長くなってきてちょっと疲れが出てきているのか、宿でネット遊びするうちにうとうとしてしまう。