海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

逆カイゼン

8時から計測開始。ホテルで写真撮影と体の大きさを測って、午後から懐かしG芸大で検鏡と体重測定をする予定だけど、メモリカードを忘れたので、とりあえず10時に電器屋が開店するまで体の大きさを測る。10時になったので電器屋に。メモリカードは今や時代に取り残されつつあるコンパクトフラッシュで、店頭にならんでなくって、言うと倉庫から在庫を出してきてくれる状態。しかも価格.comの値段と比べて異様に高いのだけど、置いてくれているだけありがたい(最初店頭にない事がわかった時は、立川まで行かんとあかんかと思って冷や汗が出た)。容量の小さいのしかなかったので念のため二枚買ったけど一枚で済んだので無駄遣い。さて、そんなこんなで1時頃ホテルでの作業を終えて、お昼を食べてG芸大に二時。ありがたく顕微鏡と天秤を借りて、測定にかかった時間は二時間ほど。今回はこの後山形に行くのでこっちで測定まで終わらせるのだけど、いつもは京都に持ち帰って測定する。京都では一個体ごとに測定項目を全て行うのだけど、こっちではこんな事情で、項目ごとに全個体を調べるわけで、つまりケースからの出し入れを何度もしなくちゃならなくて効率が悪い。で、京都でなら5時間ほどかかる計測が、今回は6時間かかったのだな。ケースの出し入れだけで1時間。作業工程のありようは生産性に大きく効くものである、という話だ。ということで、感謝の意とともに辞去して、働いてくれたクモを放すため大学に。考えてみれば、この道は7年通った通勤路なわけで、ウチの子くらいの子供らが自転車で走っていたりして、もし関西に移らずこっちにい続けてたらどうなってたかなあ、とか思ったりする。終わると5時。少し休んで晩ご飯食べて、明日の新幹線の切符を買いに行ったら、乗ろうと思っていた便が満席とのこと。停車駅が少なくて所要時間の短い便なので乗ろうと思ったのだけど、考えることは皆同じだと言う当たり前の事実に気が行っていない私。