海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

帰りはコワイ

なぜ小豆島に来たかと言うと、ぶーちんが海で遊びたがったからで、私が出張してる間にヨメサンが決めて手配も済ませちゃったので、「残暑厳しい今年は涼しい山の方が」とか「お盆開けの海はくらげが」と言ってももうせん無いのである。ということで、朝から宿の目の前の海に。ウチの他に数グループが来ていて、そのうちの一つが20人弱ほどの男女からなる集団。大学生のサークル旅行か何かだろうか。しかしこれが、海では男女が完全に別れて遊んでいるの。こう、肌を露にした異性を前にどうしたら良いか判らない感ありありで、とりあえず女子は女子でビーチボール投げってみたり、男子は男子で水中騎馬戦やってみたり。その間違ったリビドーの発露をどうにかせい!と、横で眺めるオジサンとしては歯がゆい思いしきり。そんな中、一人だけ向こうの突堤の先でずっと座っている女子がいて、誰か何とかしてやれよ!とか。まあいい、若いってのは不器用なものである、と、自分の家族の注力しようと思うわけだが、まあ私はいわゆるカナヅチと言っても過言では無い。海でできる事など限られている。ちょっと浸かっては足の届くか届かないかまで行くのだけど、遠浅じゃないのでそれでは岸から少ししか離れられないのだな。で、クラゲも怖いしすぐ帰ってきて、日陰に避難、と言うことを繰り返すと言う。それでも午前中だけですっかり日に焼けてしまう。お昼は宿の近くの讃岐うどん屋に出かけて、昨日の失敗は繰り返さないわけで、一玉だけ注文。その後、世界最狭の海峡とやらを見て、寒霞渓を見て、棚田を見るという1日。寒霞渓に上がる道が強烈な急坂が続いていて、行きは良いのだけど帰りがブレーキこんなに使ったら熱でイカレルんちゃうかというような状態で。ギアをローに入れるとエンジンが5000回転位まで上がってすごい音がするし。で、良く見ると道の左に緊急退避用の上り坂が一定の間隔で配置されてたりする。ブレーキがイカレタ車はこっちに突っ込んで止れ、と言うことみたいだけど、登りでスピードが緩んだ後、また後ろに下るのをどうやって止めるのかしらん。タイミングを合わせてハンドブレーキって事?