海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

8の字

そして今日もぶーちんの希望に従い、釣りをすることに。ちょっとだけ全長97メートルという滑り台に興じてから出かけるわけだが、私は狩猟本能の1ミリもないオッサンであって、釣りは全くの素人である。仕掛けの作り方さえ知らないのだ。一方家族はと言うと、以前私のいないところでキス釣りとしゃれ込んでボウズに終わったことがあるくらい。どうしてこんな一家が旅先でまで釣りをしようと思うのかさっぱりわからない。とかなんとか言いながら小豆島ふるさと村の魚釣り桟橋へ。見様見真似で竿を垂らすもののやはりさっぱりかからない。どうも餌を食われているようなのだけど、ちっとも釣れないのだな。針が大きすぎるんじゃないの?とか言っても、他の針は無いらしいし。結局二時間程頑張るもボウズ。得られた成果は、1度桟橋の下をエイが泳ぐのを目撃したこととヒリヒリと焼けた二の腕のみ。がっくり気落ちして、お昼。小豆島なので素麺だ。やっぱりコシがある。しかし、あんまり冷えてなくって、ダシも今一つで、長崎で食べた流し素麺ほどの感動はなし。そしてオリーブ公園へ。いやそりゃ小豆島と言えばオリーブですから。だけど、ヨメサンが指摘するのだけど、島で売ってるオリーブの実の塩漬けは、みんなイタリアやスペインで採れたオリーブを使って作られてるのですよ。看板に偽りありでわ?いや、なんでも島産のはほとんど島内で消費されちゃうんだそうな。なるほどー。で、次にマルキン醤油記念館。私、お醤油の匂い好きよ。なんだか優しくって。と、醤油ソフトを食べる。どうでも良いが昨日醤油サイダーなるものを飲んだのを書くのを忘れていたよ。そして二十四の瞳を観光して小豆島の二泊三日は終わり。神戸に向かうフェリーで帰ってくる。船は、明石海峡を通るわけで、一昨日通った橋を下から眺める。去年さんふらわあで通った時は夜だったけど、今回はちょうど日没頃。大変良い眺めで、これは素晴らしい船便。その後もずっと甲板から神戸の夜景が近づいてくるのを眺めているうち到着。19時半の三宮に船で上陸ですよ。これは元町辺りで中華を食わざるをえない、と向かうわけだけど、駐車場がどこにあるのか判らずさ迷う羽目に。駅周辺のはタワーパーキングばかりでウチの中肉中背の車は入れてもらえないの。結局三宮まで戻って地下駐車場に入れる。さ迷う間に猛烈に雨が降ってきて、困ったのだけど、駐車場に入れて地上に出た時には上がっている相変わらずのハルベリーぶりを披瀝する私。そして元町北東の裏道を入ったところにある広東料理屋に。これがまた美味しくって、こんな何でもないところに美味しい店のある街ってホントに素敵、と思って帰ってきた。

ということで8月も終わり(もう9月だけど)。例年8月は外出の多い月だけれども、今年は異常ともいえる外出ぶりで、22日間旅行していたわけ。19泊だ。9月は今のところ遠出は二回の予定。ずいぶんと楽だね。