海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

子供が寝ると大人の時間

午前中授業があって、昼休みに来年の入試広報パンフレットのためのインタビューと写真撮影の会。特定の教員をフューチャーして紹介しようと言うヤツだ。いやいつもの事だが私の現況はアウェイであって、こんな変わった教員もいますよと打ち出して受験生の幅を拡げようと言う広報的意図は良くわかるんだけど、でもホントに私の専門とするところをやりたいならどうすれば良いかは自明だし、じゃあハイブリッド戦略はどうかと言うとそれには私はアウェイすぎるとも思うしで、つまり微妙な気持ちで写真を撮られていたわけ。インタビューして文章を書いてくれるライターさんにその旨訴えて困らせてみたり。

夜、21時前からお出かけ。高校の同級生と曽根崎で飲むのだな。で、ずらっと客引きが並ぶところを店を探してウロウロするのだけど、客引きに気が散ってお店が見つからない。で、やっと雑居ビルの上の方にお店の名前を見つけてエレベーターで上がっていったら、何かマンションの部屋が並んでいるようなところに来た。で、ドアの前には会員制クラブとか書いている。うーんなんかおかしいので1度引き返しかけたんだけど、でも地図で見ると場所はここだし、店の名前も合っているのでドアを開けてみたら、やっぱりなんか雰囲気が違う。ので応対してくれたお姉ちゃんに、お店のサイトを見せて、ここはここか?とか聞いてみると、私の探しているのは隣のビルに入っているらしい。まぎらわしいなあもう。で、路上に出てみると一緒に飲む人たちがやっぱり店の場所が判らなくて途方に暮れているのに遭遇。ここここと入っていく。で、10人で飲む。この夏から何回か高校の同級生と飲む機会に参加しているわけだけど、基本友達の少ない私なので、同級生と言っても実ははじめましてと言う人が多い。それでも繰り返していると段々馴染んでくるわけで、鬱屈とした記憶ばかりの高校時代の事が、少しは前向きに再評価できるようになっていきそうな予感がする。まあ、これも年取った証拠だな。それに、考えてみれば元々私は過ぎ去ったもの全て美しいと思う人だし。

という事でシャア並みの速度で飲んでヘロヘロになり、終電で帰ってくる。当然午前様。地下街への通路が閉まっていたりしてなかなか駅に辿り着けなかったけど、まあなんとかなった。関西に戻ってから一番調子よく飲んだ気がするけど、私単純に午前様になる状況が好きなのかもしれない。