海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

とりあたま

明日、宇宙から電波を降らせる件があって、前乗りで東京へ。嵐の影響がどうなるか心配だったけれども、向こうは朝から晴れていると言う事で油断していたら、さあそろそろ出発というお昼過ぎになって、JR在来線に遅れが出ているというニュースが入ってくる。で、予定より30分早くに慌てて駅に。電車はただ遅れているだけでちゃんと動いていたので、スムーズに京都駅に到着。恐るるに足らず、と思っていたらば新幹線乗り換え口で、岐阜羽島名古屋間が停電のためもう一時間新幹線が止っているとの報に接する。がーん。ただでさえ30分早く駅に来ているのに、プラス一時間も待ってられへん。と、行列に並んで、もっと早い便の空席を求めると、もうすぐ動き出すので、新大阪発の便だとそれほど遅れないかもしれないと言われ、本来の便より30分早い便に替えてもらう(その便は本当ならもう京都を出ているはずなのだけど、まだ新大阪にいるらしい)。で、持久戦かなあと思って無線の飛んでいるところを探してメールを1本送って、時計を観ると13時半。ホントなら、そろそろ新幹線に乗り込んでる頃だなあ、と運行表示板を見ると、替えてもらった便に30分遅れの表示。えーっと、本来のものの30分早い便にしてもらって、それが30分遅れで、今本来の便に乗り込むくらいの時間だと言う事は、、、もう列車が来るって事やんか!と駅員さんに「あれはもう来るのか?」と尋ねると、35分遅れらしいのであと10分内には来るとの事。慌ててホームに上がると程なく車両が来て、ドタバタしたけど結局のところは予定より10分ほど遅れただけで渋谷着。ぐちゃーっていう人混みに、おらあもう東京には住めねえだよと敗北感に打ちひしがれながら宿へ。取ってもらったのでどんなところか着いてみるまでわからなかったけれど、自分では決して取らないような良い所だった。外人率高し。チェックインして宿のすぐ近くのモンベルへ。出身研究室の後輩であるところのAッキーが野生動物写真家として写真展を開催しているというので、これは会いに行かなきゃいかんというわけ。5-6年ぶりに会ったかなあ。お互い貫録が出てきましたなあ、という表現は中年のお約束だ。で、18時から近所に住んでるMぺさんを呼び出して晩ご飯につきあってもらう。いや、結婚生活が長くなると、一人でご飯食べるのが寂しくってイヤだなと思ったりするようになるわけで、お付き合いしていただいてありがたい限り。ため込んでいるどす黒いものをたくさん吐き出す。二軒目にもつき合ってもらって、遅くなっても賑やかな街を歩いていると、東京って活気があっていいよなあと、着いた時の事はすっかり忘れているのであった。