海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

まな板の鯉

というわけで、ついに宇宙から電波を降らせる件の収録で目黒。他に私と分野の異なる大学の人が5人おられて、聞くと大方の人はけっこうなベテランで、どうも私ともう一人の方だけがルーキーらしい。それにしても大勢のスタッフがいて、こりゃマネジメントするだけで大変そうだ、と、そう考えれば、基本的にはなんでも一人でやれてしまう私の仕事って気楽だなあと。で、今日は二本撮りで私の出番は後半。前半を見ていると、台本はあるけど自由に話して良さそうだったので、これならウソ言わされる事もないと安心する。そうこうするうちに出番になって、照明がこうこうと照らす場所に引き出され、でも待ち時間の間に芸能界方面の出演者と普通に雑談できてるわけで、何か私も少しは社交性が身についてきたのかもしれない。この雑談のおかげでリラックスもできて、出番もつつがなくこなせたような気がする。しかしやっぱりプロは話のテンポが良くて感心する。ともかく、一時間半ほど収録してたように思うけど、実際使われるのは30分のはずで、どんな風に切り刻まれてどんな風な事を喋った事になるのか油断はならない。警戒しても意味ないけど。でもまあ、今回はうっかりすると石もて追われかけない危険な橋だと思うのだけど、それを置くと、これまでやった事のない経験ができたという意味では結構面白かったのではなかろうか。