海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

釣られた魚

今日は車に薬味と甘い瓜を積んだ大学方面から来る人と昼から会うので、(比喩でなく)朝飯前に、自己紹介代わりに送られてきた論文に目を通して予習。朝飯後はなんか似たようなネタの論文読みをしてから昼前に待ち合わせ場所の宇治キャンパスに。実はここに来るのは初めてだったりする。で、先方はシンポジウムの参加のための来日で、そのお昼休憩の時間に会うと言う手はず。ともかくも、やあやあとご挨拶。シンポジウムのバイキングランチの場所に行って「お前も食わんか?」と言われるものの、参加者じゃないしと遠慮してたら相手もちょっとしか取らなかった様子。逆に気を使わせたかも。で、色々とクモの学習やら意思決定やらについて話をするのだけれども、私のやっているような仕事って計算機科学の人にはそんな風に見えるんだなあってのがわかって面白い。これまでも何度か試みてはみたけれどもイマイチ上手い結果にはならず、さらに私的にはある種の銅鉄研究に見えてこれ以上試みる気が起きなかった某テーマがそういうところに繋がるのかあって。ということで、私の拙い英会話能力のせいで、色々滞ることはあったものの、1度顔を合せたことでもあるし、取りあえずこの後はメールで色々議論して、上手く行けばコラボに持ち込もうと言うことと相成る。あとは色々雑談。京都の夏は暑いと思ってるだろうけど、これでもここ数日は涼しい方やねんで、とか、ガールズが虫を忌避するのは世の東西を問わず同じであるなあ、とか、「お前の論文のあの実験をするのにどのくらに日数がかかるんだ?」とか聞かれて「んー、一月くらいかなあ」と答えると「休みの日はどうするんだ?」とさらに問われ、一瞬意味がわからず「休みの日?」と問い返すやり取りに、持てる国と持たざる国の格差を思ったり。まあともかく、良さ気な人だったので、上手く一緒に仕事ができたら良いなあ、という。