海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

前後不覚

一昨日の車内でのこと。
ヨメサン「そういえば、あの人の話ってすぐこうけいむとうな方に行くわよね」
私「そうそう。まあそれが持ち味で、、、って、こうけいむとうって何?」
ヨ「こうけいむとうよ」
私「だから何?」
ヨ「え?こうとうむけい、こうけいむとう」
私「じゃあこうとうむけいってどんな漢字を書くか言ってみな」
私「ん?ちがうな。こうけいむとうだっけ?あれ?どっちが正しいんだっけ?」
私「えーっと、よし、こうけいむとうってどんな漢字を書くのよ?あーややこしい」
ヨ「むとうは、、、頭が無いことね」
私「無頭ですか」
ヨ「こうけいは、、、そう、こうけいむとうってのは頭の無いニワトリの事よ!」
私「こうはなんですのん?」
ヨ「こうは、、、荒々しいだわ!荒々しく鶏の頭を落すことよ!」
私「荒鶏無頭」
ヨ「そう。荒鶏無頭。そういえば今から行くところ、頼めば鶏も絞めさせてくれるってよ。子供たちにいつかやらせた方がいいんじゃないかしら?」

子供らが騒ぐもので昼間から家族でシネコン。「パシフィック・リム」。全てがオープンな結婚生活ってつまらなそう、という話。いや、国内的には絶賛の嵐のこの作品だけど、映画としてはどうなの?決してできが良いとは思わないけど、どうよ。巨大ロボットと怪獣が組んず解れつしている作品に、人間ドラマとか心理描写とかのイチャモンは基本的に不要なんだけれど、それにしては作品内で色々描かれてるからなあ。その描写が下手すぎる。どうせならパイロットたちのトラウマとか政府内でのごたごたとか全部削除してひたすら怪獣戦の描写に徹してくれたら良かったのに。ワンクールのテレビシリーズくらいで描くべき内容が詰め込まれていた気がする。どんなにコンセプトが優れている作品だとしても、仕上げがまずいとノレないのよ私は。