海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ヒルツ大尉

今日もあづい。いつもより少し早い時間帯から実験を始めて、3時には終了。身体測定と会議のために大学へ。まあ大学の教員が事務的な作業を処理するための会議なんておよそ最悪の展開になる事は火を見るより明らかである。しかし、そこで「オレがやったほうがナンボか速い」と思うのは底なし沼に至る道なのでガマンガマン。どうでもいいが、そこでどうも私がコンピューター関係の授業も担当できる人として採用されたらしい事を聞いて愕然とする。頭の中で専門性専門性専門性と三回唱えて正気に戻り、なんとか会議が終わったのは18時半。むおーっと身体測定を片づけ、晩ご飯を食べてから二条駅のTOHOシネマに。「サイド・エフェクト」。信頼こそ財産、と言う話。ソダーバーグだしオシャレっぽい映画かと思っていたら、大変下世話なお話でした。ヒッチコックが撮りそうな。で、阪急の駅まで歩いて人気の少ない電車で帰り道。肩掛のかばんを膝において本を読んでいたら、視界の端のかばんの入口近くでチラと白い点が動いたような気がする。イヤそんなはずないと読書に集中すると、もう1回チラリと。むむ、と見ると身体測定を終えて持ち帰っているギンメッキが歩いてるじゃないか!大変!!サンプル瓶のフタがきちんと閉まってなかったらしい。慌ててかばんの中身を隣の席にぶちまけてサンプル瓶を見つけてクモを確保。他に逃げてる個体がいない事を確認して一安心。ということで、ウチに帰ってくると、夕方のエクセルファイルが送り付けられている。ここに至り、ついに我慢できなくなってバーって処理した。オレは自宅で雑用系の仕事をするのは大変嫌いなのだけれども、我慢するのもおんなじくらい苦手だったりするので止むを得ない。