海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ダンドラー堪能する

と言うことで馴染みの長崎で週末調査で、時間の有効利用のため今日のうちに移動してしまおうと目論んだわけだ。4時間目の授業が終わるのが16時15分。飛行機の時間が18時40分。京都から空港までは電車で一時間。駅までタクシーとか使えば可能なスケジュールだよね、という。ただ問題は、空港で時間に余裕がなく、着いたらすぐにチェックインになりそうなこと。そして長崎では飛行機が19時55分について、バスが10分で出てしまう。時刻表だと駅につくのが20時48分。さらに長崎に来たら懐かしのシネコンで映画を見なくちゃいけないわけで、最近とみに選択肢の少なくなった洋画派の私は21時15分の「X-MEN: フューチャー&パスト」一択である。着いたらチェックインの時間も必要で、どこで晩ご飯食べるねん!という。で、検討するに、授業が終わって飛び出せば伊丹で30分確保できる可能性があり、だったら空港のレストランが使えそう。ただなあ、こういういかにも腹を満たすためだけの店でご飯食べるのってなあ。次の選択肢は近ごろよく見る空弁。だけど、飛行機のあの小さな席で縮こまって食べるのってなあ。そして最後の可能性が、長崎駅のホテルでチェックアウトの後に、駅ビルの回転寿司で回ってる皿かっさらうなら15分ほど時間が確保できたら可能でしょう、という。ただ、これは空港バスがちょっとでも遅れたらアウトで、その場合は映画が終わる24時前にSEIYUで何か余り物でも買って食べるか、もしくは駅前の吉野家になる。それは侘びしい。で、前回来た時空港バスは予定より10分も時間がかかったわけで、このリスクは結構高い。うーん決め手に欠ける。まあともかく、伊丹空港にちゃんと着けなければ全てが破綻するわけで、授業を数分短く終わらせてダッシュ。タクシーもするする走って、空港についたのは17時45分。余裕!しかし、実は夜が食べられない可能性に備えてお昼ご飯を遅めに食べたので、あんまりお腹が空いていない。レストランを眺めても今一つそそられないので、これは回転寿司に賭けるべきだろうか?としばし悩む。いや、いくらここまでスムーズに行ったからといって、この先何があるかわからないわけで、石橋を叩いて壊す慎重居士の私としては、やはりここで食べておかなくては、と考え直し、ごくごく普通のオムライスなど食べる。この値段でこの量ですかだから空港の食事は、と思ったけれども、お腹減ってなくてちょうどよかった。で、チェックインしてみたらば、機材の遅れで出発が遅れると言うじゃないか。えー?と思って空港からのバスの時刻表を見ると、一本逃すと次のは遠回りで駅につくのは21時8分。X-MENまでギリギリだなー。で、それにも乗れるかどうかわからないわけで、そうなると次は30分後。これだとどう考えても間に合わず、それだったらご飯食べる時間も十分あったのにどうしてくれようか、この流れ。しかし、今日を逃すと今回シネコンに行く機会ないんだけど困ったな。そしたら、空港の人が頑張ったのか、遅れは5分に短縮されて、長崎着陸は20時ちょうど。バスの出発が20時5分なので、ひょっとしたら待ってくれるんじゃないかとも思ったけれども念のためダッシュ。定刻前にバス停にたどり着き、そしたらやっぱり大阪便のお客さんを待つからと出発が7分遅れる。ひー、伊丹でご飯食べてて良かったよ。で、案の定バスの運行も遅れて駅についたのが21時5分。どこに15分も時間があるねんな。チェックインして、荷物を部屋に持って行く時間もないので、フロントに預けて何とかギリギリ劇場に滑り込む。間に合ったー。で、インテリは打たれ弱い、と言う話。こう、マイノリティの痛みを描く、ブライアン・シンガーX-MENは私のツボをぐいぐい突いてくるわけよ。気高く生きよ!しかし、夕方まで授業してたのに、こうして今は長崎で映画見てるって妙な感じだな。終わると24時前。なんかドタバタの一日に小腹が空いた感を持ち、旅先ということもあって気が緩み、SEIYUで唐揚げとビール買って部屋で飲んじゃった。こういうことしたら太るからアカンのやけど。