海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

読み違い

今日も捗って、9時過ぎには実験できるメスがいなくなる。という事で午前中はダラダラ過ごし、午後は子供らを隣町の将棋教室に送っていく。もう自分で行けるのだけれど、電車とバスだと一時間もかかるので効率が悪く、車なら30分くらいで節約になるかなと思ったからだな。ところが渋滞で50分もかかって、何やってんねん状態。ともかくも教室にたどり着いて、先生にご挨拶だけしようと思っていたらば、あがってお茶でも飲んでいけと言われ、じゃあちょっとだけとサンダルを脱いだら、一局どうですか?と言われ、勧められうままお相手してもらう。強い人とやると楽しいですね。教室は子供がたくさんいて、ウチの子、らしからぬ真剣さで盤に向かっていて、そうかこういうところに通って強くなる子tがたくさんいるんだ、と思う。私の子供の頃は、好きでもないお習い事を二つほどやらされていて、いやでいやで仕方がなかったものだ。だけど、もしその時に好きな将棋が上達するよう親から支援されていたらどうなってただろう?とか思ったりした。これまで意識したこともなかった可能性にこの年ながらに気がついて、なんだか軽い衝撃を受ける。そうか、周りに子供のお習い事とか幼児教育に熱を上げる親御さんってたくさんいて、なんでそんなことしてるのかイマイチわからなかったのだけど、そうかこういう感覚を持って事に当たっていたんだなきっと。「子供の可能性を拡げてやりたい」とか良く言われているものなあ。いや、でも、幼少時に親に将棋教室に連れていってもらったとして、素直に将棋の勉強したかと言うと決してそんなことはなかったろう捻くれ者の私であるから、可能性と言うのは少なくとも私についてはあらかじめ失われていたものなんだろうけれどね。という事で、送り届けてすぐ帰ろうと思っていたところ、1時間半も予定が遅れて、ウチに帰ってきて40分でクモを林に返して、とんぼ返りでもう一度迎えに。やっぱり道が混んでいて、結局送り迎えの車の中で3時間ほど費やしてしまった。夜は、昨日行けなかった上の子を連れてもう一度蛍狩りに。昨日にまして多くの人で賑わっていた。