海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

蛍に願いを

夏の直射日光下での調査に備えてモンベルで高性能に涼しいと言う触れ込みの長袖シャツをを買ってみた。着てみると、脇にメッシュが入っていてなかなか具合が良い。問題はとても高価なことで、ヨメサンには「あんたも年なんだから、体をいたわるのに投資したら良いのよ」と言ってもらえるのだけど、なんかちょっと釈然としない。

去年からエクセルの技量が上がりまくっているわけだが、今日もその腕前を披露することになった。これによって私は同僚諸氏の雑用に要する時間をかなり低減していると思われるのだが、願わくば互酬により私の雑用に要する時間も低減されますよう。

朝実験して昼前から体重測定と事務作業と授業をこなし、日が暮れる前に帰ってきてクモを庭に放すと言うのは結構慌ただしく、全て終わってくたびれるわけだが、夜は小学校のホタル観察会についていく。保護者付きとはいえ、小学四年生60人ばかりを夜の遠足に連れ出すのは、先生もなかなか大変なことではなかろうか、と、くたびれた私なんか思うわけ。車通りのある道も歩くわけだし、先生たち行列の前後を走り回っているよ。こんなくたびれたオレでは夜になってまで走り回らなきゃならない小学校の先生なんか肉体的に勤まらないよ、とか思うわけ。で、学校から1kmほど離れた川に着くと、草むらに数十の点滅が見えて、するとそれだけで疲れがスーッと消えていくのが感じられる。ってことは、疲れのほとんどは肉体的なものでは無いということであって、本当は私も小学校の先生になれたのかもしれない。