海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

横好き

そして今日は別の街で将棋大会。佐藤康光杯である。ちょうど使えるクモのストックが尽き、成長待ちで実験ができないので、朝から送っていくことに。で、9時に会場についてみると、これって大人も参加する大会なのね。知らんかった。ウチの子は小学生の部に。小学生でも強い子は大人の部に交じっているけど、まあウチの子らはそれほどでもないし。で、地元の大会以外ではいつも予選で負けてしまうウチの子なので、今回も午前中で終わりだろうなあと思っていたらば、なんと小学生の部は午前中は指導対局のみで、大会は午後から。がーんこれは一日潰れること確定ではないか。実験ができないというのは何かの符牒か。いやしかし、そういうことなら教えておいてくれればいいのに、と思うのだけど、今回のはこども大会じゃないわけで、手厚い配慮がないのもそういうことなら理解できる。むしろこちらの調査不足と言えよう。それはともかく指導対局になるのだけど、これが豪華なものであって、半分ほどの子が佐藤九段と18面指しで対局させてもらえると言う。ぶーちん幸運にもその半分に入れてもらい、6枚落ちで勝たせてもらえました。で、やっと午後から本戦。2勝勝ち抜けの予選でぶーちんはあっさり敗退。上の子は2勝1敗で通過。まあ、ちゃんと学んでる子は大人の方に行ってるんだからなあと思うわけだけど、当人は「自分の町の大会以外で予選を突破したのは初めて」と嬉しそう。親としてはこどもが嬉しそうにしていてイヤな気持ちになるはずもなく。で、本戦のトーナメント、三回戦まで進んで、後一つ勝てば三位確定(三位決定戦はないので)というところで、攻撃だけしか頭に無い状態で飛車の斜めに跳ねた桂馬を格言通り歩の餌食にされてしまい、そのまま飛車まで与えてしまって、もうグダグダ。後半粘って入玉までしたけど、さすがに力尽きて敗退。あれだけ最後頑張れるんだから、前半あっさり飛車を渡さなきゃ良いのになー、とアドバイスする。あと、慌てて攻撃して足をすくわれるのって上の子の王道の負けパターンなのである。いや、自分自身でも覚えがありすぎるのだけど。という事で、残念だったけれども、一応はベスト8まで残れたという事で。ぶーちんの方は佐藤九段と指せたと言う得難い経験もあったし。で、4時に帰ってきて子供らはちょうどウチの町で開かれていた中将棋の例会に出かけていったと言う。どんだけ好きやねん。