海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

繰り込み

朝6時から実験していると朝ご飯を食べそびれて、11時ごろ早目のお昼を20分ほどで食べることになる。その後クモ採りにに行ってそのまま研究室へ。採ったクモの体重を測るともう三時を回っている。この時点で既に9時間働いているわけで、もう一日終わったような気になる。とは言えこれにはトリックがあって、ウチで仕事を始めているので、9時間働いた中には研究室への移動時間も含まれているのだな。しかし、例えば外回りだとか出張の時の扱いを考えると、この移動時間を仕事の時間に含めるのはそれほど間違っていないような気もする。どうなんだろう?というわけで、夕方にはすっかりよく働いた気持ちになったので、今日もシネコンに。「ダイバージェント」。愛があれば洗脳なんて、と言う話。なんというか、あのつまらないハンガー・ゲームの二番煎じで面白くなるはずもない。私の大好きなアシュレイ・ジャドもこれでは浮かばれまい。しかし、本当にアメリカ人は軍隊的ロジックが好きで、別に今回の作品では主人公が軍隊派閥に入る必要なんて微塵もないのに、嬉々として訓練に参加して強くなっていくわけですよ。で、作品としてもそれを素晴らしい事のように描く、と。東洋の山猿としての私は、そんな風にキレイな女性が青筋立てて相手をたたきのめすところを見てても、なんだか気持ちが悪いだけなのだけど、向こうではこれが歓迎されるってわけですわね。あと、この筋書きだったら、主人公が特別な人である必然性はまったくないのね。別に彼女はこの体制自体に疑いは持ってないようだし(これもハンガー・ゲームと同じね)。