読正月

ヨメサンの姉家族は昨日帰り、今日はじじばばが帰って、ムコとしては肩の荷が降りる1月3日である。ということで「原発と大津波 警告を葬った人々」を読む。予想されていた津波に対してなせ原発の対策が取られなかったのかを検証した本。元科学部記者である筆者の震災前からの原発取材から得た情報も内容の一部で、読み応えがある。ところどころ核心部分に推測に頼るところがあるのはやむを得ないか。しかし、こういうのを読むと、日本のエライ層はどこもかしこも✖️✖️じゃないかと思えてくるわけで、でも全体として日本の人はそんなに✖️✖️じゃないのだから、これは教育システムじゃなくて昇進システムの問題なんだよなあと思うわけよ。✖️✖️しか偉くなれないシステムになってるよねこの社会。

原発と大津波 警告を葬った人々 (岩波新書)