海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ネポティズム

今日は研究室に。卒論を完成させた学生が提出するのに私のハンコがいるからである。ということで、数えてみると、なんと二週間ぶりであるよ!さぼりすぎ>オレ。いや、やっぱ往復二時間かかる状況では必要がないのに出かけちゃいかんのよ。ということで、午後過ぎて、今日もコミミズクの様子を観察するため研究室を引けて帰ってくる。着くと15時過ぎ。昨日と打って変わってたくさんの人が戻ってきているわけだけれども、新聞に載った影響と言うのはそれほどでもなさそう。まあ、一昨日よりは増えているようなので、影響ゼロと言う事はないだろうけど、怖れていたほどに人気殺到ではなかったようす。まあ、新聞記事は、場所が特定できないように配慮がされていたというのがあるかも。ネットで検索したら一撃でバレルとは言え、障壁は障壁として作用すると言う事か。それはともかく、いつもなら旺盛に飛んでいるところの時間だけれども、今日はいない。鳥見の人たちも暇そうだ。するうち、昨日も来ていたテレビの人たちを発見。昨日は私が帰った17時にはテレビの人たちはまだ粘っていたので、まったく人を怖れなかった昨日の個体がどうなったか知ってるかもしれない、と思ってレポーター?ディレクター?の若い女性に話しかけてみる。すると件の個体は17時半頃に自発的に飛び立ったとのこと(さすがに暗くて撮影は無理だったそうな)。してみると、昨日のは別に何か調子が悪かったとかじゃなくって、単に人がいても気にせず寝ていたってことなのか。なんて豪胆な。大丈夫なのかそんなに警戒心がなくって。。。ともかく、何もなくってほっと安心。うれしくなって、今日も飛翔シーンを撮るべく11時から来ていると言うテレビの人といろいろお話する。まあ、お互い待ってる間は暇だし。すると、その女性、学部は違うものの私と同門である事が判明。しかも卒論は生物学分野だったとの事で、私も素性を明かして話が盛り上がる。で、飛ばないねえとかいいながら一時間弱も喋っていたら、やっと飛んだ!飛びはじめると複数上がってくるのは、あれなんででしょうね。なわばり防衛のためなんかね。ともかく、そんなわけでテレビの人たちも空振りにならなくって、まあ、なんというか一時間も雑談してれば友達みたいな気持ちになるので、撮影できて良かったねとうっかり思ってしまう。なんちゅうか、人間関係が好悪の判断に影響しちゃいかんだろうとも思うけど、彼女も場所が特定されないように配慮するつもりですと言っていて、ちゃんと考えてくれてるということもわかったし、まあいいや。