海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

魔法の箱

昨日Appleに電話したわけで、ついでなので、iCloud Drive経由の同期がうまくいかない事について訴えてみたら、三ヶ所ほどたらい回しされた結果、話の通じる人に繋いでもらう。Appleのサポートって階層化されてて、簡単な対応しかできない人から踏み込んだ対応のできる人まで何段階かいるのよね。で、私が問い合わせる事ってのはたいがいが込み入った内容なので、この階層を上がっていかないと解決に至らないのだけど、この階層を上がるためには、現れてくる一人一人に「自分ではダメだ」と思ってもらわなきゃいけないわけで、その度にこちらの問題について同じ説明を繰り返さなきゃいけないが面倒だ。まあ、先方は極めて丁寧だから腹は立たないんだけど。で、昼からかかってやっと上位のエンジニアから電話をもらえる事になったのが夜。もう家に帰っていて、薪を外から中に運ぼうとしている時に、電話がかかってきた。慌てて家に入り抱えていた薪を室内ラックに乗せて電話を取る、と、窓がきっちり閉まってなかった!!ニャーちゃん脱走だ。室内ネコであるところの彼女は、隙あれば脱走して外をさまよいたがるのだな。で、ニャーちゃん外の薪ラックの裏側で、おそらく近所をうろつく野良猫の付けたと思しき匂いをクンクン嗅ぎながら逃げ回る。私は電話しながら、捕まえようとするわけだけど、片手しか使えないので、押さえ込む事はできても持ち上げられない。そしてついてない事に、ヨメサン子供は出かけていて私しかニャーちゃんの相手をする人はいないのだな。という事で、Appleの人に「かけなおしてもらったりできないか?」と聞くも、再び上位のエンジニアが空くまでまた待つ事になるらしいので、それもイヤだ。という事で、ともかくも誰か帰ってくるまでニャーちゃんが家の敷地から出て行くのを防ぐ事を私のミッションと定めて、Appleの人に今日何度もした話を繰り返しながら薪ラックの周りで鬼ごっこ。そんなことを20分も続けたろうか、こちらの隙をついてニャーちゃん薪ラックから抜けて、対面の縁側の下に。うわーん。こちらで鬼ごっこするには中腰でやんないといかんからしんどい。と、子供らが帰ってきた!!そこで急ぎ呼び寄せようと手を振ったときに、バランスを崩して転倒して薪割り用の台の丸太に肩と顔をしこたま打ち付けて大変情けなくなる。けれど、子供らのおかげでニャーちゃんの捕縛にやっと成功。ともかくホッとしてトラブルの対処に当たる。

と言う事が昨日あって、こんなに奮闘努力したのに、エンジニアさんからの指示は、ともかく踏み込んだ対応のためにCloudの中のファイルを全部バックアップしろとの事。それには結構時間がかかるので、その後の作業は翌日、と言う事になった。そんな今日、エンジニアさんから再び電話。どうも同期のできなくなってるファイルがあるんじゃないかと言う事で、全ファイルをCloudから削除して、1つ1つ再アップしてトラブるところを見つけようじゃないかと言う。あー、漢字Talkの時にDAとか機能拡張とか、そんなふうにしてトラブルの解決を図ったよなあ。してみると、あれから20年の人類の進歩と調和はいったいどこに行ってしまったのだろう、と。で、Cloudにはファイルがたくさんあるので、一日経ってもこの作業が終わらないのであるよ。

どうでもいいが、エディターリジェクト喰らった。エディターリジェクトは辛辣な事言われるわけじゃないことが多いし、直す事がないから迅速に他所に回せるからダメージは小さいとは言え、ションボリする事には変わらないのよ。