海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

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私が今所属しているところは文理融合型で、いろんな分野の人がいる。で、そんなところの教授会では、しばしば私には全く関係がない議題が出てくるわけだ。いや、関係ないから無関心で良いというわけでもないのだけど、そもそもその議題を理解する素養もなければもちろん意見を述べたりする見識も持ち合わせていない場合もあって、そういう時はひたすら早く終わらないかな、と願うばかり。そんな時の暇つぶしにiPadを持ち込んで論文読んでたりするのだけど、やっぱりなかなか集中できないことも多い。そうなってくるとだんだん腹が立ってきて、時間つぶしに加えて心を落ち着けることも必要になってくる。そんな時の私のお気に入りのやり方は、議題の書かれた資料にある数字のうち、線で閉じられた領域をボールペンで塗りつぶすこと。いや、なんか穴があったら埋めたくなるでしょ。これをはみ出さないように塗りつぶすのは結構な集中力が必要で、こうしていると時間が過ぎるのを忘れられるし、心もスーッと落ち着いてくるから良いのだ。というわけで、今日もせっせと塗りつぶし作業に勤しみ、表紙にある数字はあらかた片付けたぞヨシ、と満足していたら、隣に座っている同僚氏から「大丈夫ですか?」と心配そうな声をかけられた。ので、動揺して「ハイッ、大丈夫でっす!」とか答えた瞬間、あと一つ残った8を発見して、でも、それを埋めることは憚られたのね。画竜点睛を欠く。