海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

0.5甲子園

ということで、国会前に行くか散々悩んで、でも私が東京行っちゃうと関西の集会にヨメサンが一人で行くことになって、それは少し不安そうな感じだったので、扇町公園の抗議集会に行くことにした。昨日は某氏に「明日はデモに行くんだ」と言ったところ「あなたは自分と家族がよければそれでいい人だと思ってたから、デモに行くなんて意外に思う」と言われたものだ。いや、自分と家族のためにデモに行くんですよ。私は個人主義の権化だから、文句言う時も自分でやるわけで、その事についていささかの躊躇いもない人なのだけど、どうも某氏からはそういう風には理解されていないようである。フリーライダーと思われてるのなら心外。

てなわけで、三時にヨメサンとウチを出て駅に向かうと知り合いの議員さんと出会って、会場まで一緒に。会場最寄りの地下鉄駅につくと既に構内はごったがえしている。すごい。国会前もすごい人のようだが、こちらもすごそうだ、と地上に出ると、扇町公園がびっしり人で埋まっていた。で、たくさんの幟が立っていて、大学関係のものもいくつも見える。そうするうちに集会が始まり、議員を始めとする人たちの挨拶が続く。創価学会の人の反政府演説と、元大阪市小学校校長組織の長だった人の橋下批判と絡めた演説が印象的であった。で、私とヨメサンは、改札で別れた議員さんと再合流すべく目印の幟を探すのだが、あまりに人が多すぎてどこだかわからない。とか言っていると、目の前をH馬さんがふらふら歩いているのを発見。こんなところで会うなんて!としばらくお喋り。別れて再び探し出すももうこりゃあかん、と三方向に別れて出て行くデモ隊の一つのお尻にくっつくことに。しかし、主催者発表で25000人もいる参加者なので、会場から出るのも一苦労でちっとも隊列が進まない。そうこうしているうちに、他所に向かうデモ隊の中にヨメサンが議員さんを発見したので、そちらに移動。じりじりと外に出るべく進んでいると、高校の同級生でウチの所属先で非常勤講師もしてくれているH氏を発見。以前もヨドバシ街宣のときに見かけたことがあって、その時は声をかけそびれたので、今回はきっちり挨拶。これだけいろんな人に会えると、オレも決して一人じゃないと思えるから盛り上がる。で、やっと公園の外に。しかし、もう暗くなってきて、子供を留守番させてきたウチとしては、途中離脱だなあ、といってコース半分くらいのところで抜けてきた。

25000は決して組織の動員だけで達成される数字じゃないし、そこにいた感じとしては半分くらいは止むに止まれず個人の意志で参加した市民だと思われる。こういう人がもっともっと増えれば、以前から息苦しくてしょうがないこの社会が変わっていくんじゃないかと希望が少し湧いてきてウチにたどり着く。

それにしても公園から出るのに一時間も立ちぼうけで待っていて、すっかり腰が痛くなった。同じ時間でも歩いていれば腰には来ないのに、この違いはどういうことか。姿勢が悪いのか?>オレ。