海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

レッドフォード

そういえば昨日のことだ。先週「山って何?」発言をした学生が、今週は教科書の「熱帯雨林には多様な生物が見られる」という記述に「どうしてそうなるの?」と疑問を呈していた。いや、何かに対してwhy疑問を抱くというのは、今の学生の一般に苦手とするところであるように私には見えているわけで、彼女が先週に引き続きこういう発言をするようになったというのは、これはホンモノかもしれんなあという。

夕方、F田先生と学生氏二人が研究室に来られる。カメ実験の準備が整ったということで、ウチのカメの引き渡しとその他打ち合わせだ。来ていただいて恐縮する。ウチのと言っても一人は里帰り中のカメ吉なので、この子はくれぐれも丁寧にお願いします、と。もう一人はウチで生まれた2歳のオス。こないだ交尾して無事だった方だ。兄弟であるところのもう一匹のケガしたオスはこないだの今日なので大事をとって今回の出番はなし。で、連れて行く前にヨメサンと名前つけとこうか、という話になったのだな。で、ヨメサンは「ケガしたオスは首に斑点があるからブッチにしよう」というわけ。そしたら、もう一匹はサンダンスしかありえないのでそう主張する。するとヨメサン「それって映画のキャラクター?」と聞くので、「まあ間違っちゃないが、本当は実在の人物なんだよ。銀行強盗とかした人」とか説明したという。で、今日、カメを引き渡す時に「この子はサンダンスで」と名前の由来を説明したら、学生さんも「それは映画の?」とヨメサンと同じことをおっしゃる。だけど今回は遠慮して、実在の人物云々は言わないでおいた。オレってオトナかも。実験うまくいくといいなー。