海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

内憂外患

今週末に大学の有志の会でシンポジウムを開くので今日はその最終打ち合わせ。私は何をやるかというと、まあ下働きだ。なんせシンポジウムは自分の専門性とは全く関係ないわけで。あれっしょ、大学では自分に言えることと言えないこととの峻別には厳しくあらねばならんでしょ。大学教員、ともすればなんでもできるという幻想に陥りがちで、他山の石はゴロゴロ転がっているわけでね。で、打ち合わせの席に、今日初参加という方がいたので自己紹介。私は、この歳になるまで虫の観察して暮らしてこれたのも平和な社会あってこそ、この活動は自分の存在基盤が掘り崩されないようにという思いでやってます、という話をした。で、某先生は憲法学者違憲意見が黙殺されたのに危機感を持って、という話をされたわけ。確かにそうだ。この自体は別の意味での専門性の軽視であるからして、その点では大学教員は政治学や法学が専門じゃなくてもこの事態に異議申し立てすべきだよな、と思ったという。