海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

だから被験猫とも言わない

卒論生がウチの近所でギンナガをとるので竹林で待ち合わせ。私はギンメッキ取り。未交尾個体が減ったなあ。途中抜けて亀を取りたいという別の卒論生にカニカゴを渡しにいく。で、午後からはF田先生のところの院生さんがウチに来てニャーちゃんを被験者に動物心理学の実験。ウチにはチビも合わせて2個体いるわけだが、それを2ニャンと呼ぶので、えええええ、と驚くと、飼い主さんの中には「匹」呼ばわりすると怒る人もいるからだとか。同じ理由で「エサ」は「ごはん」と言うらしい。人間相手の仕事は気を使うから大変そうだ。ウチは同業者なので、そういうの気にしないで良いっすよ。ということで実験始まる。基本イヌ用のプロトコルをネコにも適用するということで、社会性の高い動物向けの課題は単独性の生き物には困難が多いなあと見てて思った。人間が演技したところやコンピュータ画像を被験者に見せて反応を観察するというのが基本なんだけど、ネコはそもそも見て欲しいところを見てくれないわけで。種を越えた比較研究って厄介だよなと思った。それはともかく、院生さんがニャーちゃんをとってもキレイに写真に撮ってくれたので自慢をば。ありがとうございました。
にゃーこちゃん