海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

人間疎外

Y田さんが関西に来ていて、今日は仕事の谷間で暇だというのでお昼を一緒に食べる。いろいろ話をした中で意見が一致した主なところは3点。時代は農的生活だよ、もう大学では面白いことは起きない、本書くには自分を突き放した視点がいるよね、である。あとはワタクシの現在置かれている苦境と、去年と今年の充実した成果について訴える。われながら浮き沈みの激しい人物である。

ところで少し前に近所でおばあさんが一人でやってたクリーニング屋で火事があっておばあさん亡くなっちゃったということがあった。で、焼け跡もすっかり片付いたところにクリーニングチェーン本体の張り紙がしてあって、いわく、お客様には迷惑をおかけして、みたいな文面。だけど、近隣の住民としては(いやオレはそのおばあさんのことはよく知らないんだけど)そんなことよりおばあさんへの哀悼のほうが勝るんじゃないのかしらそういうことも少しは書けば良いのに、と前を通るたびにモニョモニョ思う、という話。