海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

織姫様ありがとう

定例調査。いきなりギンメッキとギンナガの成体が大量に現われるので、サンプル瓶が足らなくなって取りに帰らなきゃならない嬉しい悲鳴。原稿も校正もあるのに、この上データを取ってる余裕なんてオレにあるのだろうか?という疑問はさておき採集してくる。考えてたらダメ。今日は11時くらいに調査を終えて原稿書きと思っていたけど実際に終ったのは15時半。ああああ。ところでギンナガは既に半分くらい交尾器壊れている。

こりゃどうにもならないのでMacBookもって近所の喫茶店に出かけて二北京。やっぱああいうところって捗るのよ。他のお客さんとかいるから見ないフリをするために原稿に集中できるってメカニズムじゃないかと思ったり。

夜、今日もよく働いたわい、と思っていると、MH女史から(たぶん)西の方を経由して、"The Editor is now happy to accept your paper for publication in XXXXXX XXXXXXXXX."てなメールが来た。ひゃっほう。Mぺさんとの共著論文で、自分で言うのもなんだが突飛な筋立てのお話になっている。ので、これきっとスムーズには公表に至らんだろう、と思っていたのだけど、あにはからんや米国の自然愛好家誌に1回エディターリジェクトくらっただけで意外とあっさり通っちゃった(とは言え二回メジャーリビジョンやったけどな)。突飛すぎて誰とも競合しないからスルーされた、とかだろうか。こんなに簡単に受け入れてもらえるんだったら、もう一つ上の雑誌を狙っても良かったかも。。。いやなんでもいいや。第一著者の論文を年二報出せるのは三年ぶりだよ。