海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

濡れ衣

能登に行っている間にゲラが来てたよバーニンハート。ちゅうことで、暑くて死にそうになりながらチェック。二度目だけど結構直すところがあってさ。前回触ってないところにもなぜか変更が生じていてミスがあったりして気を抜けない。で、ほぼほぼ終わるともう15時。ぐったりしてもうあかんので昼寝に落ちる。30分ほどして目がさめると一転俄かにかき曇り、急に涼しくなってるやんかよ。で、レーダー見ると南の方で猛烈に降ってる感じ。こっちにも来い来いとか思っているときたにも雨雲発生。ところがウチのところだけ間になって降らないでやんの。でもまあ涼しくなったからいいや、と、某パン屋さんへ。ずっと続けている町の若者との寄り合いで、ちょっと町に物申そうと署名活動することになったので、その用紙をパン屋においてもらってるので取りに行く。するとお店でご老人に絡まれる。曰く「町になんの貢献もしてないものが権利ばっかり主張したって誰が聞くもんか」とのこと。いやそのロジックは、一見正当に見えるけれども、実は単に自分らを利するためだけのものですやんか。老いては子に従えって知ってる?ってよっぽど言ってやろうかと思ったけれども言わないオレ。エライなあ。しかし更に「だいたい最近の若い者はモラルがない。核家族化がいかんのや」とか言い出すに至ってはガマンできなくなって、「ちょっと待って核家族化を進めたのは私らちゃいまっせ。ご老人の世代やないですか」と反論する。で、帰ってきて調べてみると本当にそうで、核家族率のピークは80年代らしく、その後は減っているんだそうな。いや別にもう私なんか若者をとっくに通り越してるんだけど、少なくとも核家族化は我々のせいではないことは確かだ。まあしかし、こういうエラそうにしたいだけのご老人(だけじゃないけどな)ってのはたくさんいて、とはいえ署名活動している以上、そういうのを面罵するわけにもいかないので、ほとんどはおとなしくご高説を賜っていたのだけど、お説のほとんどは上で書いたように単なるデタラメか不勉強に基づくものなのよね。こういうのを我慢して聞いてなきゃならないのって辛くってさオレ。今日に限らずいつも泣きそうになるのよね。と、ウチに帰ってヨメサンに訴えたら、あんたがそんなこと思ってるなんて知らなかったわと驚かれたのよ。