海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

一勝一敗

桜も咲いて今日は近所で大規模なバザー。ウチはいつも子供だけが参加していたのだけど、去年近所の奥さんが大量の野菜を抱えて帰って来るところを目撃。どうもオトナが参加しても楽しいらしい。ということで、朝降ってた雨も止んだのでヨメサンと出かける。するとなんかイチゴの箱を抱えたたくさんの老若男女とすれ違うので、おおイチゴかあ、と期待膨らむわけ。で、着くと大行列。しかしここまで来たんだから、と、むずがるヨメサンを説得して並ぶ。なんせ私はナシの次に好きな果物がイチゴであるよ。そのうえ島原産の大ぶりのが4パック800円よ。で、じりじりと行列が進むうち、あと30箱ちょっと、と、売り子さんが叫ぶじゃないか。ゲゲまずい、と、私らの前に並ぶ人の数を数えてみると30人に少し足りないくらい。これならなんとかなりそうですよ、と、後ろに並んだオバサンと喋ったりする。この状況だと、ウチとか家族で一箱にすべきですねえ、とオバサンにいうと。そうねえ、やっぱり買えないわよねえとか返ってくるわけ。まだ私らの後ろにかなり並んでいて、とても最後までは届きそうにないからね。ところがそんなこんな言ってると、列がいくらも進まないうちに、あと20箱!と叫ぶ声が。がーん、じゃあ、もうダメじゃんよう。ってか一人一箱がルールのはずなのに、行列の中にすでに箱を抱えてる人がいるよ。2度並ぶのとか品がないじゃん、とか思うわけ。で、よく見ると、そういう人は3人いたんだけど、どうもそれが全部一家族らしく、子供が現れて3人の持つ箱を全部受け取ってどこかへ運んで行く。ひー、つまり何かあの家族は全部で6箱もかっさらう気かよー。一箱も買えない人がすぐ後ろにこんなにいる状況で?と、憤然としていると、あと30!とか声がまた聞こえる。増えた!じゃあ、届くぞ、と喜ぶ私たち。しかしとはいえ、よくもこの状況で6箱も独り占めできるよなー。いい大人が恥ずかしいよなー、とか思ってる間に無事私らの番。やっぱりこの状況でヨメサンとオレが一個ずつなんて買えないので、2人で一箱だけ買って帰ってきた。嬉しかったけど、イヤなものを見た気にもなった。やっぱ品ってあるじゃんね。