海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

とっても大切なこと

来月末に高校の全体同窓会というのがあって、私がそこで講演をすることになった。で、先週くらいにその案内が同窓会会員に配られたらしく、複数の筋から「しゃべるんですって?」みたいなことを言われた。いろんなところにエージェントが潜んでいるらしい。で、その絡みで同窓会の幹事さんにお答えしなくてはいけないことがあり、卒業アルバムなど引っ張り出してきたのだが、ついでに先週の中学の同窓会でどうにも顔が認識できなかった人を思い出そうと中学の卒業アルバムも出してきた。すると、一応進学校だった高校の卒業アルバムは仕上がりが立派で装丁とか豪華なところ、普通の学校だった中学の卒業アルバムはチープなのね。dreamがどうのこうの、とか今見ると安っぽいコピーが書かれていたりして。でも、それを見て、妙に感動した私とかいるわけ。そうか、あのころはこんなチープなのでも、それがうれしかったんだ、それくらいかわいらしい感性をまだ備えてたんだ、ってね。大人になっていろんなもの見聞きしたからっていってそれが必ずしも素晴らしいことばかりじゃないんだよね。