海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

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朝からヨメサンと近所のお友達と三人で高速に乗って加古川へ。養蜂している知りあいのところで採蜜を見学させてもらうのである。私もその手の講義をしているわけであるから、見識を深めるために生物多様性の恵みについてはできるだけ経験しておくのが良かろう、と言い訳をしておく。で、一時間半ほど走らせて到着。採蜜っていうから、それなりに自然豊かなところかと思っていたらばさにあらず。一応畑の中ではあるけれども住宅地だし、横を自動車道の高架が走ってるし。そうかこういうところでも養蜂ってできるんだなあ、と、早速見せてもらう。こちらは厚手のレインコートを着て、これだけ厚ければ針も通るまい、と巣箱に近づく。ワーカーがぶんぶん飛んでて多少ビビるものの、ハチをおとなしくさせるという煙をだしてもらって巣板を出す作業を見せてもらう。うわーびっしりだ。お、これは8の字ダンスではないか。女王よりドローンの方が見わけやすいのね。などなど色々面白い。いやー、こりゃ見識が深まるわ。で、取り出した巣板はセルのフタをナイフでこそぎ落としてから、ドラム缶のような形の採蜜器の中にセット。そしてハンドル回して巣板をぐるぐる回せば遠心力で蜜がドラム缶壁に当たって落ちていくという寸法だ。面白いな良くできてるわ。6枚の板から12-3kgほどとれるらしい。あと、面白かったのが、巣箱の周りがコガネグモ天国になってることで、今まで生きてきてこんな高密のコガネグモ見たことないという。で、一匹なんてまさにワーカー食ってる途中だった。つう事で昼過ぎには作業も終わり帰ってくる。本当は今日タマネギを収穫したかったけどかなわず。