海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

書いて考える

すっかりミシマ社の子になっているここのところの私であるが、今度は「ちゃぶ台6」に小さな文を書かせてもらうことになった。ちゃぶ台といえばミシマ社の象徴みたいなもので、それを冠した雑誌に私の文が載せてもらえるなんて、もう一生ミシマ社の子をやるわオレ。で、執筆陣を見てみると、オレ以外みんな有名な人。うわー、恐れ多い。ということで、自分の原稿書くのもおっかなびっくり。2北京だというので、通常なら数時間もあれば書けるところ、数日前からマジで数十文字くらいずつ絞り出すように書いているので時間がかかるったらない。こんな書き方するのって初めての経験で、そうかこれまで書いてたのは、自分の中で何年も熟成していた物事で、頭の中ではもう固まってるから、あとはそれを吐き出してるだけだったんだな、とわかる。一方、今回の原稿は、ここ最近のことを書くので、そういうのだとススって出てこないんだ。っていうか、元々存在しないから、書きながら内容作ってるんだな、ということに気がつく。とはいえまあなんとか書き上げて、いつもの第一読者ヨメサンに見てもらったら酷評される。落ち込むわー。
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