海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

にっくきピンクの球体

ゴミグモのシーズンも終わりっぽいので、ウチにいる最後の個体を山に返しにいった。ちょっと探してみてももう一個体もいないので、終わりは妥当であろう。しかし、ゴミグモは個体によっては8月くらいまでずっと産卵し続けてるものなのだが、一匹もいないのは、撮影のために私が撹乱を続けたからだろうか。卵数に影響が出てたらどうしよう。そんなこんなで今日は自宅でお仕事。夕方、最後に田植えした田んぼの苗にジャンボタニシの卵がついているのを4−5日前に見つけていたのでやっと駆除に出かける。早くとりたかったんだけど、仕事があってなかなか時間が見つけられなかったのね。で、入ってみると、1つ2つじゃないの。周囲ぐるっと草やら植え残しの苗やら畔板やらにいっぱい付いていて、2−30は落した。それだけじゃなくて田んぼの中の苗についてるのも10まではいかなかったけど、5個以上はあった。田んぼの中を歩いている時も大型の個体をたくさん見つけて、ごめんな、といいながら潰さざるを得なかった。いや、この田んぼ、去年一年休耕して、さすがにジャンボタニシはいなくなってるだろうと思ってたけど甘かった。確かに、田植え前から水を入れた時に何個体か見つけていて、隣にある畑に水を供給するための水路があるからそこで生き残ってたのかもと思ってはいた。でも、そんなに数はおるまいとたかをくくっていたけど、こんなに産卵されるんじゃあ、どれだけ生き残ってたのか。おそろしい。それから他の田んぼと接している側から侵入があったのかもしれない。なんせ全方角的に卵塊はあったから(とはいえ水路側の方に多かったのは確かだ)。これ、ウチがずっとやってる田んぼに持ち込まないように細心の注意を払わなきゃいかん。