海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

留学生担当の嘆き

まあ、ここにへっぽこ私学に勤める講師風情がいたと思いなせえ。その講師はなんだか留学生担当教員なんだけど、このご時世だから留学生には学費を払わないまま行方不明のまま退学扱いになるものもいて、そういう人はいわゆる不法滞在者になるわけだ。


で、下宿に置きっぱなしの荷物は誰かが片づけなきゃいけないわけで、かといって、学生が再び現われるかもしれない事を考えると捨ててしまうわけにもいかず。事務方とその留学生担当教員がえっちらおっちら衣類のつまった袋やら黴臭いせんべい布団なんかを学内の保管場所まで運ぶ晩秋の午後。


そんな講師さんが、最近達成されたと言う留学生10万人計画の事を少しくらい誹ったとしてもバチは当たるまいよ。