海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

どうにも止らない

ときどき、スイッチを切り忘れたんじゃないかという思いをどうにも止められなくなる時がある。今日もウチに帰ってきて、さあ子供と遊ぼうと思った瞬間、研究室の机の下で足を温めてくれる電気ストーブのスイッチを切り忘れたんじゃないかと思って、いっぺん思うとどうしようもなくって、理性では切ったに違いないと考えられるのだが、仕方がないので確かめにもう一回大学まで出かけていった。で、見ると当然スイッチは切ってある。


往復40分はまったくもって無駄な時間と言えるのだが、じゃあ行かなかったらよいかというと、それはそれで不安で不安でしようがなくなってたろうから、それよりはましなのだ。


自分でも妙な心の癖だなと思うのだけど、昔からずっとこの調子である。京都で一人暮らししていた時は、お風呂の種火をつけっ放しにしたんじゃないかと思って、よく学校に行く途中引き返していたな。で、またこれが何十回に一回かは本当に切り忘れてる事があるから厄介だ。一度なんて、冬場に一週間ほど留守にしていた下宿に帰ってきて、「オーさむさむ、こたつで温まろう」なんて言いながらこたつに足を入れたら、なんだか既に温かくって一瞬幸せだったけど、すぐ冷や汗に変わったって事もある。こたつって一週間つけっぱなしでも平気なんだな。


そんな私を見ても、ヨメサンはあきれ顔一つしない。そっちもちょっと不思議だ。