海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

イヌも食わぬ

今日も網を張らない。もう4日目なので、今の個体はあきらめて元に返し、新しい個体を連れてくるため狭山丘陵へ。11時頃に到着すると、盛んに造網中。こんな時間に?と思う。カラフトとサガを適当に混ぜて20個体弱取ってきた。で、今日の林はテングチョウ天国。三歩歩けばテングチョウ。他にミヤマセセリとルリタテハが出ていて、そこら中ケンカで騒がしい。

帰り道、ある谷戸の側を歩いていると大きな魚用の網を持った人がいたので、同業者かもと思い声をかけてみたら、そうではなく飼っているニシキゴイの餌にするためにザリガニを採っているところだとのこと。売っているザリガニだと大きすぎて適さないのだとか、500匹もあれば一ヶ月は食わせられるとか、ウシガエルも採って雷魚を飼っている人にあげるのだとか、散歩している人に必ず声をかけられるのだとか話を聞いた。で、小さな水たまりに網をいれてごそっと落ち葉をすくい出すので、いっしょに漁ってみると、ヨコエビやらに混じって巨大な勾玉型のゼリー状の物が出てきた。手に取ってみると「それはトウキョウサンショウウオの卵」と言われた。見ると中でオタマジャクシがもぞもぞしていた。

id:xnissy:20050402にある、私とヨメサンが京都を去った時に使われた二人のお面が京都から届いた。なんか京都でゴミにされるのも切ないのでわざわざ送ってもらったのである。すんませんしょうも無いことにお手数取らせて。で、早速ヨメサンが私のをかぶって上の子に「だれー?」と迫ってみると、もう大喜びで「と、う、うきゃきゃきゃ、た、ん」とか答える。次にヨメサンのお面をかぶって「だれー?」。すると「おばちゃん。(いとこの)Sちゃんのおばちゃん」と。誰かわからないようだ。二十台の5年間は残酷である、という話。

そんなヨメサンだが、昨日の晩、つまらないことから結婚生活最大のケンカが勃発。で、私は胃腸が強くないので毎晩ヨーグルトを一個食べることを日課にしているのだが、怒りに駆られたヨメサンは、嫌がらせで私のヨーグルトを冷凍庫に入れて凍らせていたらしい。らしいというのは、今日冷戦状態に耐えられなくなったヨメサンが仲直りを申し出て「実は、、」と打ち明けられたからなのだが、つまり当方は全くそのことに気がついていなかったのである。嫌がらせになっていない。何のため凍らせられたのヨーグルト。どうもヨメサンの行動原理には理解しがたい部分がある。ちなみに解凍されたヨーグルトはおいしくいただけたのだが、ビフィズス菌の効果はどうなっているのだろう?