妹が二人の子供を連れて遊びに来た。そのうち下のS子ちゃんはウチの上の子と同じ年。で、一緒に遊んでいるうちにおもちゃの取り合いか何かでウチの子がS子ちゃんを泣かしてしまい、お母さん二人は驚いたそうな。というのは、妹曰くS子ちゃんは大変に気が強いのだが、一方ウチの子は私に似て引っ込み思案だからである。ウチの子は泣かされることさえあれ、誰かを泣かせるのは初めてだと言う。これは、ナワバリの外では勝てない相手でも、中にいる時には勝ててしまう、という動物の世界でしばしば見られる現象だったりするのかしら。と言っていると、妹のS子ちゃん観も、自宅での友達とのやり取りの観察に基づくものであることが判明。本当に気が強いのかどうかがあやふやに。自分たちの観察条件に自覚的である事は重要だ、という話。
