海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

嬉しさも中ぐらいなり

二週間経っても網を張らないサガオニグモを返して、交換に新しい個体を採ってくるためにフィールドに出かける。Mぺさんのところの学生が二人見学に同行。私の両眼ともに2.0の視力を見せてくれようと、クモを見つけてまわり、感心される。視力もさることながら、こういうのは慣れも大きいわけで、続けていれば誰にとってもすぐに造作も無いことになるのじゃ。問題は誰でもかれでもが続けられることでないことじゃ、などと話す。メガネドヨウグモとかコガネグモの幼体とかが新しく出ていた。サガオニグモは今日はあんまり見つからなかったが、二週間見ない間に成体ばかりになっていた。春は駆け足。

5時頃に帰ってくると、私がメインプレーヤーの一人であるところの例のプロジェクトに今年も科研費が当たったとの報が入る。ばんざーい。え?でも、ということは、もう当たりの連絡が来ているって事?つまりそれって私の出した申請は蹴られたって事やん。がーん。