海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

お出かけも仕事のうち


狭山湖へ。週の後半は講義と会議でいっぱいなので、外にでるなら月曜か火曜だ。ギンリョウソウとかヒオドシチョウとかムネアカオオアリとかアサギマダラとか賑やかだったけど、狙いのクモに関してはボウズ。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。で、先週取ってきて以来全然網を張らないので交換しようと持って行ってた個体達を放す事ができずに再び持ち帰る。むー、この先あらたに個体の補給ができないのなら、手持ちの札で何とかしなくちゃならんのか?それとも来年まで待ちか?

午前中クモの世話をしてから出かけたのだけど、車を取りにウチに帰ろうとしたら守衛さんに「もうお帰りですか?」と聞かれた。「いえ、ちょっと出かけてきます」と返事をしたら、「お出かけ?いいんですよ。いや、行ってらっしゃい」と。はて何が「いいんですよ」なんだろうとしばらく考えたのだけど、ひょっとして「そんないいわけしなくてもいいんですよ」の意かしらん。本当なんだけどなあ。


ところで、読売新聞の「論文博士」廃止を、大学院改革で中教審という記事。

報告は、企業などに勤めながら研究論文を大学に提出して博士号を取得する「論文博士」について、「諸外国の制度と比べ日本独特の論文博士は、将来的には廃止する方向で検討すべき」と指摘、大学院の教育課程を修了して博士号を取得する「課程博士」制度に一本化する方針を決めた。

とあるが、毎日の中教審:大学院の目的明確化 博士など課程ごと−−中間報告に書かれている

大学院の実施する博士論文の審査に合格し、かつ博士課程を修了した場合と同等以上の学力を持つと判断された場合に与えられる「論文博士」については、国際的通用性の観点から廃止すべきだとの意見もあったが、企業や公的研究機関での経験を積んだ後に取得を希望するニーズも多いことから、引き続き検討課題とした。
という記事と随分違うじゃないか。ということで、中教審その答申を見てみたわけだが、これがどうして「課程博士」制度に一本化する方針を決めたことになるのかさっぱりわからない。ひょっとして、私には計り知れない、この手の報告書の読み方とかあるのか?縦読みとか?