海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

スペクトルマン

しばらく前に、ヨメサンが図書館から懐かしのテレビ番組主題歌集のCDを借りてきていて、クレクレタコラとかウルトラマンタロウとか子供に聞かせて喜んでいたのである。で、中にちゃんとスペクトルマンとかあって、宇宙猿人ゴリとラーも知らぬヨメサンにひとくさり講釈を垂れてやったのは言うまでもない。そんな今日、晴れてスペクトロメーター初稼働。どうでもいいがWindows系のソフトの設定ってどうしてこんなに悪戦苦闘させられるの?それはともかく、以前Y田さんのところの機械を使ったときは、今一つどこを測定しているのか判然としなかったのだが、それはコリメートレンズが無かったせいらしい。これをつけると、測定範囲を小さく絞る事が出来るようで、試しに花壇にはえている、私には名前がさっぱりわからない園芸植物にプローブを向けてみると、花弁の周縁部と中心部で取れてくるグラフの形が違ってくる。教科書通り。立派なものだ。測定していると近くをアオオビハエトリが例によって前脚をあげながら通りかかったので、よし次に測定してやるから待っておれと思っていたのだが、こっちの都合なんて聞いてくれるわけなくて、あっという間にどこかに行かれてしまった。

夕方上の子と隣の大学の構内に散歩に出かけたら、「この虫さんなーに?」と水の無い噴水の壁面を指さして聞いてくる。ヒシガタグモであった。よくこんな地味なものを見つけるものだと今日も親バカに耽る私。もうね、今や親バカしているときが一番愉しいのよ。あと、ウチのマンションの駐車場で小型のハンミョウを見つけるが、すぐに逃げられて種はよくわからなかった。どうでもいいがハンミョウはイヌとはまた違った意味で私の苦手生物だったりする。