海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

友達の友達は友達だけど

久し振りに論文を書こうとしたら、以前に書いていた事をすっかり忘れていて、読み直しているうちにイントロがもう全くムチャクチャなものに思えてきて1/3ほど書き直す。これは良く言えば熟成作業なのだけど、悪く言えば単なる迷走であって、今回よしと思って書き上げたものも、どうせ二週間もして読み直せば、さっぱりわけわからないものに見えるだろうことだ。

昼過ぎにWindows機を受け取りに生協に向かう途中で学生さんと立ち話になり、足下を歩くクロヤマアリをネタに気がつくと30分くらいアリの生態について講釈していた。文句も言わず聞いてくれて多謝。

帰ってきて、「しかしオレは今からWindows機を開けるのかしら」とこの期に及んでグズグズしていたら、長崎時代の同僚で今は名古屋にいるO崎さんと去年ウチの大学にいて今年から専修大に移ったA木さん(二人は私が東京に来る前からの友人である)がひょっこり顔を覗かせて、ビックリさせられた。こんな風に人をビックリさせるのは私がとても好むところであるが、ビックリさせられるのも好みだったりするので、もっとやってください。

そして三時過ぎになってY田さんがやってくる。来週大阪での動物行動の映像データベースの舞台のために、データベースのクローンをY田さんのiBook上に構築するのである。以前も一度この作業はした事があるのだけれど、OSのアップデートの際にPHPモジュールが失われてしまっているようで、かつOS付属のモジュールはPostgreSQLが使えるようになっていないので、PHPを再コンパイルしなくてはならないようだ。しかし何度やってもエラーが出て進まない。仕方がないのでバイナリーで配布されているものをインストールしてしばらく試行錯誤。そんなことをしているとISO14001取得の講習のために中野に五日間缶詰めだったMぺさんが、やっと終わった帰り道に立ちよってくれて、世のサラリーマン社会の不思議についてひとくさり。ついでに「自分と血の繋がっていない人にとっての血の繋がっていない人は、自分と血が繋がっている可能性があるが、自分と血の繋がっていない人と血が繋がっている人は、自分とは必ず血が繋がっていない」という話に妙に納得したりする。

そんなこんなしているうちにクローンがようやく動き出したので、今度はY田さんMぺさんを前に舞台の予行演習をする。二回やってだいぶんスムーズに喋れるようになってきた。練習は大事だ。で、ウチにはヨメサンのお姉さん(私とは血が繋がっていない人にあたる)が来ていて子供を可愛がってくれていたはずなのだが、私の帰りが遅かったので会う事できず。