海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

狭山湖でスペクトルマン

午前中、昨日の続きで写真を解析していたら、なんかこう内側から突き上げてくる衝動があって無性に外に出たくなる。で、考えてみれば最近ずっとデスクワークしかしてないわけで、こりゃいかんと昼前からスペクトロメーターを持って、特に当ても無いが狭山湖に出かけてみる。オナガグモの第二世代がたくさんいた。それはともかくウズグモの隠れ帯、オオシロカネグモの腹部お腹側、コガタコガネグモの隠れ帯、腹部、頭胸部と測定。この機械もだんだんコツが飲み込めてきた。本当は環境光を測定したいのだけど、そのためには雲一つ無い晴天が必要らしく、しばらくはできそうもない。


競争的研究資金:1人で5件以上のテーマ、36人も
これ、そんなに問題でしょうかしら?お金がなくなる事を心配していくつも応募したら、たまたま全部当たっちゃった、ってケースも想定されるのだけど。。私だって現在、カーン実験に、紫外線測定に、網のテンション問題に、最適採餌モデルに、映像データベースにと、わあ5つもテーマを平行して走らせてるよー。開店休業中の円網の上下非対称性と、まだ構想段階のツユクサのオス花比問題も加えたら7つだー。お金がついてるのはそのうち二つだけどねっ。しかし、改めてこうして挙げてみると、どう見ても手に負えなくなってるよー!!むしろお金が当たってなくって幸いなのかもー。


それからこれ
06年度予算:一般歳出47兆5430億円 科技振興費も削減−−シーリング閣議決定
幸いな事に私はお金がなくても研究できるからいいけど、人によっては怖いニュースですぞ。