海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

ウナギは魚

ゴミグモは網の上に乗っているとき、脚で縦糸をギュッと引っ張って網全体にテンションをかけている。糸電話を思い出してもらえればいいのだけど、テンションがかかっている糸の上は振動が伝わりやすくって、餌の存在を糸の上を伝わってくる振動で検知するクモは、縦糸を引っ張る事によって餌を見つけやすくしていると考えられる。で、この糸の引っ張り方が縦方向と横方向で違っていれば、つまり縦にはギューって引っ張っていても横にはあまり引っ張らないということがあれば、昨日の結果、すなわちこのクモが餌が横方向にかかったときにそれを見失いがちであるという事が説明できるだろう。そこで、6月の写真にとった網の写真を解析。これはクモが乗っているときと、取り除いたときの網を同じ位置から写真に撮影したもので、後者に対して前者で網がどのくらい変形しているかを解析すれば、クモが網にかけているテンションの縦横方向の違いがわかるはずである。

で、とりあえず1/3ほど解析を終えたわけだが、どうも予想とは逆方向のようで、横方向により強いテンションをかけているように見える。はてさて、これは一体どうした事か。


それはともかく、何度も言うが大学はお休みである。お休みという事は私にとっては仕事のしどきなのだけど、今日はヨメサンが「私にも夏休みをくれ」と主張する。それももっともなので、今日は昼過ぎから私が上の子の面倒を見て、その間にヨメサンを買い物させてやる事にする。下の子はまだ長時間母親から離すのは無理という事で、こちらは連れていってもらう。で、上の子連れて最寄り駅の本屋に出かけた帰り道、とあるお店ののぼりに描かれたウナギの絵を見て、
上の子「ねー、ねー、おとうたん、へび!」
私「うーむ、ぼくちゃん、その認識は悪くないんだけどねー、でもこれはヘビじゃなくってウナギなの」
上の子「うなぎ、へびない?」
私「ウナギはねえ、魚なんだよ」
上の子「どうして、うなぎ、おさかな?」
で、とっさに「だってウナギは水の中に住んでるやん」って答えようと思ったのだが、頭をさーっとよぎる「でも、カメも、水の中、だん?」。これを繰り出されるとあえなく沈没してしまう、っていうか、昨日の子供と同レベルの間違いをおかしてどうするんだオレ。ということで、
私「それは背骨があってヒレがあるからだよー、そもそも脊椎動物の中で硬骨魚類というものは、、」
上の子「ねー、ねー、おウチ帰ったら、怪獣遊び、しようよー」