海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

逆は必ずしも真ならず

ばあさんがウチの子に、青地に金魚の絵がいっぱい描いてある絵はがきを送ってきた。
上の子「ねー、ねー、おとうさん?どうして、ここに、お魚の絵、あるの?」
私「それはね、お魚は水の中に住むものだからだよ」
上の子「でも、カメも、水の中、だん?」(ちなみにヨメサンの影響で三河弁)
私、少しひるむ「むむ、二歳児にしてはポイントを突いたよい質問である」
私、持ち直して「しかしな、ぼくちゃん、それは論理学の初歩がわかっていない事を露呈しているぞ。すなわちすべてのAがBだからといって、すべてのBがAだとは限らないのじゃ。このことはベン図というものを書けば一発で理、、おい、こらどこへ行く」
上の子「あっちで、怪獣遊び、しようよー」


大学は完全にお休みなのだけど、そういうときはメンテナンスが行われるのが常であって、私のいる建物は外壁の塗り直し。で、今日は窓の外で足場組みがあってうるさいのなんの。仕方ないから窓を閉めて泣く泣くエアコンをつける。で、5月に長崎で撮影したゴミグモの捕食行動の解析。一般にビデオデータはお蔵入りしがちなものであって、たったの三ヶ月でデータ起こしにかかれるのは非常に優秀であると自画自賛。で、どうもゴミグモというヤツは、網を上下左右の4つのセクターに割ると、左右に餌がかかっても気が付かない傾向があるらしいことがわかった。これはクモの円網が真円でなく縦長である事が多い事の説明になりそうだと思う。


1ヶ月ぶりのシネコンで「アイランド」。あらゆる話を自分の色に染めるマイケルベイおそるべし。しかし、ありがたくない。