海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

スイマ

査読結果をレポートにまとめて送付。ちょっと咽のつかえが取れた気がするが、まだもう一つ片づけなきゃいけないのがあるですよ。雨の中苦労してコガタコガネグモの餌を集め、寝かせておいた論文原稿にアブストラクトつけたり体裁を整えていると、しばらく前に、今回の方法の根幹を揺るがすような論文が出ていた事を思い出す。で、それに対する弁明を一パラグラフ分書くと今日も終わり。いかほども仕事してない雨の日か。


小さい子供がイスに座ってウトウトしている姿を眺めるのは、子育ての悦びの一つだと声を大にして主張したい。まだ意識的に寝る事がかなわないというのがポイントで、一応目は開いているものの、そのまま眠りに引きずり込まれ意識朦朧としている表情というのは、大人では中々目にかかる事ができない。よしんば大人がそんな姿を晒していたとしても、それは単なるアホ面なのである。

で、晩ご飯。下の子が食べさせてもらいながらウトウトをはじめた。目の前に出されたスプーンに口を開けながら、そのまま突っ伏す事数度。私はヨメサンに「いやー、食べながら寝ている姿って最高に可愛いよねえ。たまらん」とウキャウキャ訴えていたのだが、ハッと隣を見ると、上の子までスプーンを口に入れたまま寝た振りをしていた。上の子はまだ二歳であるが、この手の引きボケをかます事にかけては天賦の感の良さを発揮するので、ゆめゆめ油断してはならないのである。

眠くてかなわんといえば、車を長距離走らせていて、
私「あー、ヨメサン、今の私の気分は「泳ぐ」の比較級である」
ヨメサン「はい?なに?泳ぐは動詞なんだから比較級なんてないでしょ?」
私「泳ぐって英語で言ってみ」
ヨメサン「swim」
私「ほれ」
ヨメサン「?」
私「swim、swimmer、swimmest」
ヨメサン「スイム、スイマー、スイメスト。。睡魔ー」
ボカッ
私「痛っ」
ヨメサン「眠気は飛んだか?」
てな事があったとか無かったとか。