文献読みはどんどんマニアックな方向に突き進んでいて、最近はA Spider's World: Senses and Behaviorという本を読んでいる。クモの感覚生理学の話。クモは世界を認識する際に振動に依存する部分が大きく、そのためのmechanoreceptorはどんなんでこんなんでというのが延々書かれている。で、マニアックなのだけど中身自体はわかりやすく、わかると楽しいので読んでいるとのめり込む。さらに途中に活字が小さくなって、生物学的内容とはちょっと違う研究上の裏話とかが書かれているところがあって、またこれが面白くって。こういう遊びのある本は好きだ。とはいえ、さすがに全部読むのは大変なので半分くらい済んだところでそろそろ打ち止めにしないときりがないかなと言う感じ。
A Spider’s World: Senses and Behavior
- 作者: Friedrich G. Barth,M.A. Biedermann-Thorson
- 出版社/メーカー: Springer
- 発売日: 2001/11/06
- メディア: ハードカバー
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