海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

後悔の後先

採点を片づけ大雨で電車が遅れたせいで発生した追試の問題を作り来月末の学会の申し込みをして、これで事務仕事が終わったー。

今日の毎日新聞の「余禄」に、重言の例として「あとで後悔する」というのがあるが、これは江戸時代から重言として指摘されてきたものだという話が紹介されていた。確かに後悔というのは「後で悔やむ」と書くわけだから、それに「あとで」がついたら重言に思うのは自然だ。でも、私のような悲観主義者は、何か決断をした後で「あー、きっとこの決断は誤りだったに違いない。後でそうだったことがわかったときにショックを受けないよう、先に後悔しておこう」とか良く考えるわけだ。「先に後悔する」ケースがあるなら「あとで後悔する」ことがあっても一向に構わないような気がする。人の意識は複数の時間状態を同時に持てるからね。「先に後悔」という特殊相対性理論もビックリの矛盾も平気で生じるわね。

てな詭弁をトイレで頑張っている時に思いつく私は思考力のムダ遣いをしている気がする。

今日ウチの人たちは大月のY田家に遊びに行っていたらしい。で、末の娘のKちゃんはウチの上の子が大好き。怪獣ソフビをプレゼントしたり、長女のMちゃんが上の子をかわいがるのをライバル視していたりしたそうな。で、上の子もまんざらではない様子。ウチに帰ってきてから、下の子がそのもらった怪獣を取りに行こうとすると、いつもの三倍くらいの剣幕で「ダメーっ、これはボクだけがもらったのー」と叫んでいた。