海の底には何がある

これは日記だ。ブログじゃない。

トビの襲撃、各地で多発 死角から襲い、けが人も


 長崎港そばの「水辺の森公園」。家族連れでにぎわう場所だが、そこでトビに弁当のおかずを取られたという話を耳にした。本当にそんなことがあるのか。岸壁近くで、弁当を広げてみた。

 食べ始めて約5分。「ガシャッ」。右上方から黒っぽいものが目の前を素早く横切ったかと思うと、ひざに置いた弁当のおかずが跳ね上がり、地面に散らばった。トビだ。鶏のから揚げを狙ってきたが、失敗だった。

 おかずを弁当箱に戻すと、右耳のすぐ上で「バサッ」という羽根の音が何度も聞こえる。頭上では5、6羽のトビが旋回。「ピーヒョロロ」と甲高い鳴き声。恐怖で体がこわばった。

 1羽が再度襲い、弁当が地面に飛び散る。数羽が群がり、持ち去った。危険な実験だった。絶対にまねをしてはいけない。

長崎に住んでいた頃、ヨメサンがこの近くでお昼ご飯を食べようとして襲われたのが3年半も前の事だ(id:kensuke_nakata:20040210)。あれから一体何人の人が襲われた事であろうか。そう言えば、長崎に来てすぐの頃、眺めの良い研究室から夕方ぼんやりと海の方を眺めていたら、トビが5-6羽1ヶ所で旋回しちゃあ急降下したりケンカしているところを見つけて、こりゃ一体なんだと山を下りてそちらの方角に行ってみると、オバサンが鳥肉を空に放り投げちゃあトビが見事にキャッチしているところに出くわしたものだ。この記事の最後にもあるが、餌付けを繰り返していれば、トビも人間の事を餌を持っている存在であると学習するわな。ということで、野生動物の餌付けは止めましょう。